
2025年4月10日
一般社団法人大阪府宅建取引業協会中央支部主催、実務支援シリーズ不動産実務セミナー改めて学ぶ!不動産業の基礎にて、「営業の基礎と営業戦略」、弊社代表取締役の木村圭志が登壇いたしました。
主催
一般社団法人大阪府宅建取引業協会中央支部 様
タイトル
「営業の基礎と営業戦略」
内容
今回のセミナーは、「改めて学ぶ不動産業の基礎」をテーマに、営業の基礎力と戦略的思考について、オンラインで2時間にわたる研修をお届けし、81名の方にご受講いただきました。
セミナーの冒頭では、クロージング中に奥様から「主人に相談します」と言われたらどうしますか?という問いからスタートしました。
お客様とのやりとりの中で、「他の物件も見てみたい」「他社の話も聞きたい」「親がこう言っている」といった“課題”が次々に出てくる場面は、現場でよく見られる光景です。
それら一つ一つに対応するノウハウやテクニックも大切ですが、それだけでは解決に至らないケースも多くあります。
では、なぜお客様から“課題”が次々と出てくるのか?
本セミナーでは、その背景にある6つの根本原因に焦点を当て、それを引き起こしている自分自身の営業スタイルや思考のクセと向き合うことが、真の解決への鍵であるとお伝えしました。さらに、こうした課題の根本には、「動機の喪失」があるのではないか?という視点も取り上げました。
「動機」を見失うと目標だけが先行し、何を選ぶか、何を捨てるかの判断ができなくなっていく。
結果として、すべてを生成AIにやってもらう、決めてもらう、という流れになってしまっているのではないか。
そこに自分が仕事をする意味はあるのか?
「◯◯するべきだからやる」という行動の裏にある“べき”は、本当に自分の動機なのか?
それとも、社会や他人から植え付けられた他人軸のものなのか?
こうした問いに日々向き合いながら考え続け、自分の内側から営業戦略を再構築していくことが、これからの時代に必要な営業力につながるのではないでしょうか。
そんな木村自身の実体験と日々の気づきを可視化してお届けしました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今後も、現場と経営のリアルに根ざした本質的な研修を提供してまいります。