
2025年6月20日
センチュリー21埼玉東北地域連絡会主催、売上UP研究会にて、「不動産会社のためのAI活用」に、弊社代表取締役の木村圭志が登壇いたしました。
主催
センチュリー21 埼玉東北地域連絡会 様
タイトル
「不動産会社のためのAI活用」
内容
今回のセミナーは、「不動産会社のためのAI活用」をテーマに、DXとは何か?という基礎理解から始まりChatGPTの上手な使い方までを凝縮してお伝えいたしました。
「DXをしたら売上が上がるわけではない」というDXによくある落とし穴にはまらないように、DXはあくまでも手段の一つであり、目的に合わせて必要であれば選択していくこと、あくまでもDXより先に目的があって、その手段の一つがDXであることをお伝えしました。
次に、不動産会社での具体的な活用事例として、Googleの活用方法とCanvaの活用方法を不動産会社様での業務に落とし込める具体的な内容で実践しながらお伝えしました。
Canvaを使って簡単にきれいなマイソクを作る方法や、ChatGPTを活用してチラシに自分の顔からキャラクターを作成し、チラシに盛り込む方法。
物件の画像から生成AIで家具を消したり、逆にステージングしたり、様々な場面でいろんな使い方が可能です。
一つの作業に様々な生成AIツールを組み合わせて使うことで、より早く、より簡単に、今までは外注に頼むしかなかったものまで自分たちで作れるようになりました。
だからこそ、生成AIというものはどういうものなのか?について、改めて理解し、認識を正していく必要があると思っています。
便利だから、早くできるから、コスト削減になるから、だから生成AI。
と、思考停止で使うのではなく、この目的達成のためにこういう理由で、手段として適切なのは生成AIだから使う、という段階を踏むこと。
生成AIを上手に使うためには、この思考で使っていくことを推奨しています。
生成AIに「正しいことが何か?」と聞いてもわかりません。
それっぽく、あなたが好みそうな答えを提示してくるだけです。
ここが大事です。
絶対に間違っていない正解のように、あなたの好みそうな答えを出してくれる。
思わず採択したくなる、好ましいことしか言いません。
だから、生成AIに判断を委ねてはいけないということです。
ブログは生成AIで書く、SNSも生成AI、メールの返信も生成AI、ここまでは選択的に導入している会社も多いですが、意思決定も生成AI、戦略構築も生成AI…そうなってしまったら会社を動かしているのは誰になるのでしょうか?
生成AIは便利な道具です。
今日のセミナーをきっかけに、賢く使って日々の業務に活かしていただけると嬉しいです。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。