株式会社流導主催の木村塾にて、「不動産会社のための、反響新規・過去客テレアポ実践講座」を開催いたしました。

2025年7月18日
「不動産会社のための、反響新規・過去客テレアポ実践講座」に、弊社代表取締役の木村圭志が登壇いたしました。

主催

株式会社流導

タイトル

「不動産会社のための、反響新規・過去客テレアポ実践講座」

内容

今回の講座は、不動産会社の営業力を強化することを目的とした実践型の研修で、主に反響顧客に対する電話営業の手法にフォーカスして講義を行いました。

冒頭では、不動産業界が直面する課題として、一括査定サイト経由の反響のうち、実際に媒介契約に至らず“死蔵化”している割合が96.56%にも上るというデータを紹介し、参加者の皆様とともに現状の整理からスタートしました。
この数字が示す通り、反響を「活かしきれていない」現状に対し、今後どのように一括査定と向き合っていくべきかを明確にすることが、本研修の大きなテーマの一つです。

その上で、木村自身が2021年からの1年3ヶ月で、不動産会社の取引先を250店舗から2,000店舗にまで拡大した実体験をもとに、成果に至るまでの営業戦略と行動習慣を解説しました。単なるテクニックの紹介ではなく、「なぜうまくいったのか」「再現性はどこにあるのか」といった視点から、受講者の皆様が自社の営業に応用できる形で学べるよう講座全体を構成しました。

講義では、営業の基本ステップを「自己紹介」「目的の明示」「ヒアリング」「提案」「クロージング」の5つに分け、それぞれのフェーズにおける効果的なトーク術や注意点を具体例とともに解説。
また、断られにくい話し方や、顧客心理に寄り添った“言い切りトーク”の活用など、すぐに実務に活かせるノウハウを中心に紹介しました。

さらに、ウェブ商談の普及を踏まえ、オンラインでのコミュニケーションから対面商談につなげるためのフォローアップ戦略や、信頼関係を築くうえで効果的な営業資料・自己紹介ツールの活用方法についてもお話しました。
営業活動において重要なのは、単なる会話力ではなく「次につなげる仕組み」であるという視点に基づいています。

研修の終盤では、営業チーム内で実践できる改善活動にも触れました。たとえば、コール数・通話数・アポイント数の記録と共有、ロールプレイングの実施、成功事例の仕組み化といった継続的な仕組みづくりによって、チーム全体の底上げを図ることが可能です。

今後も、不動産営業の成果につながる「行動」と「考え方」の両面から、実践的な研修をお届けしたいと考えております。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。