住宅新報様にて、不動産テックBIZ.present「不動産実務とDXの親和性」に登壇いたしました。

2025年7月28日
住宅新報様にて、不動産テックBIZ.present「不動産実務とDXの親和性」に、弊社代表の木村圭志が登壇いたしました。

主催

住宅新報 様

タイトル

不動産テックBIZ.present「不動産実務とDXの親和性」

内容

今回のセミナーは、セミナー会場とオンライン配信のハイブリット方式で行われ、木村は総合司会及び、第1部のパネルディスカッションと、第9部のパネルディスカッションにモデレーターとして登壇させていただきました。

第1部では、「不動産屋さんが実際に取り組んだDXの成功事例と失敗事例」というお題で、パネリストに株式会社Housmart 代表取締役 針山 昌幸氏、株式会社イーエムラボ 代表取締役 榎本 佳納子氏、一心エステート株式会社 代表取締役 高田 一洋氏の3名をお迎えしてSNS活用のポイントをそれぞれの経験に基づいてお話されました。

皆さんが共通して仰っていたことは、「SNSは小さく始められるのがいい、長く続けることに意味があるのでまずは始める、そして続けることが大事」ということ。
すぐに結果は出ないし、アンチも生まれるが、しっかり運用していくことが差別化につながり、それによって30人のコアなファンがつくならそれだけでやる価値は十分にある、という考え方で進めていくのが継続のコツとなりそうです。

第9部では、「不動産とテックの親和性はあるの?」をテーマに、株式会社不動産ショップナカジツ 取締役社長COO 樗澤 和樹氏、株式会社エフステージ 代表取締役 藤島 昌義氏、株式会社ネットデータ 取締役 山本 淳志氏、業プロ株式会社 代表取締役 椎谷 範一氏、をお迎えしてどのような流れでDX推進を実現したのかについてお伺いしました。

社内DXは導入することよりも社員に使わせることの難しさがあるという話の中で、商談力向上のために実際の商談を録音してデータを集めて分析する必要があるが、営業が強い拒否反応を示し、「お客様が録音を嫌がるので撮れない」と言い訳をしてくるが、実際にはお客様に「録音させてください」の一言をそもそも言っていないということが起こってしまう。

DX推進を行うには、ツールの選定だけでなく、本当に運用可能かどうか?というところまでを見越して考えていく必要がある。
しかし、「DXを進めたいから意見を出して」「どこに無駄があるか教えて」と言っても、従業員はDXにそもそも理解がないし業務の全体を把握できている人もほぼ居ない、また、自分のことを客観視して見ることが難しいので社内から声があがることがない。

これに対しナカジツ様では、解決したい問題の明確化から始めて、それを解決するための方法は何か?というところまできて初めてツールの選定を行うという流れで進めた結果、社内の抵抗はほとんど無い状態でDXを実現しているとのことでした。

ご参加、ご視聴いただきました皆様、誠にありがとうございました。