センチュリー21北海道地域連絡会主催の不動産会社のためのAI活用セミナーにて、「生成AIを武器として使いこなすための実践的DX思考法」に登壇いたしました。

2025年8月1日
センチュリー21北海道地域連絡会主催の不動産会社のためのAI活用セミナーにて、「生成AIを武器として使いこなすための実践的DX思考法」に、弊社取締役の德留さやかが登壇いたしました。

主催

センチュリー21北海道地域連絡会 様

タイトル

「生成AIを武器として使いこなすための実践的DX思考法」

内容

今回の講座は、DXの全体像・Google活用・ChatGPT活用の3部構成で行いました。
DXの全体像では、DXを単なるツール導入と捉えるのではなく、企業が目指す目的から逆算するピラミッド構造で解説しました。
最上段に「売上アップ」や「採用力強化」といったゴールがあり、その下に戦略、さらにその戦略を実現するための手段が位置づけられます。
ツールやAIの活用は、この最下層の“手段”にすぎず、まずは目指す目的を明確にすることが重要だとお伝えしました。

例えば「売上を上げたい」という目標のために「営業力を高める」という戦略を立てた場合、どう実行するかは経営判断に委ねられます。
優秀な人材の採用、インセンティブ制度の見直し、研修の実施など様々な手段がありますが、今の業務にプラスして行動量が増える選択をした場合には、まず業務効率化によってその時間を生み出す必要があります。
このように、目的→戦略→手段の順で考えることがDXの基本であると解説しました。

次に、簡単に明日から取り組める業務効率化の第一歩として、Googleツールの活用に焦点を当てました。
Googleドキュメントやカレンダー、Meet、Driveなどを活用すれば、「資料作成・予定調整・会議・共有・報告」までの一連の流れを一気通貫で効率化できます。
特別な技術や知識が不要で、従業員さんにとっても使いやすく、すぐに導入できる点ではGoogleの右に出るツールは今のところ無いと思っています。

ChatGPT活用のパートでは、生成AIの使い方のコツと、生成AIを使う上での大事な注意点2つをお伝えした上で、実際の画面を見ていただきながら、文章生成や画像生成を使ってどのように業務効率化を図れるのか、また、全員が生成AIを使うようになった世界の中で、生成AIが作り出した文章をどのように”自分らしく”使っていけるのか?という論点で掘り下げて解説いたしました。

生成AIの大成長により、ネット集客は新時代を迎えます。
その中で生き残っていくために、何を選んで強化していくのかを”今”しっかりと考えて準備していく必要があると私は考えています。
テクニックによるチートは数年後には通用しなくなります。
自分の武器をしっかりと考え抜いて選び、準備していきましょうというメッセージで締めさせていただきました。

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。